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30歳から未経験者はいかにしてIT業界へ潜りこんだか

自分は今でこそIT業界でエンジニアとして働いているが、業界に入ったのは30歳にちょうどなるころだった。
前職の営業職を1年ちょっとで辞めてどうしたものかと思っていた。20代後半だった。

 

 

広告営業だったが自分はこの仕事は無理だと思った。
漠然としたマスコミ業界に関わろうと思ったが正直紙媒体は楽ではなかった。

 

 

さてどうしたものかと考えたとき、ネットで「無職やニートからIT業界へ入った」みたいなブログを目にした。
今でもそういう分野が盛況かはわからないが当時はそんなサイトがいくつかあった。
ニャーキャリのexneetさんとか会社なんて糞だろみたいな懐かしいサイトだ。
身バレしたりブログ主の都合では今はもうなくなってしまったが、「これなら俺も出来るかも」と思わせるものだった。
努力次第で底辺から抜け出して平均以上のところまで行けるかもという希望は魅力的だった。

 

 

一念発起してCCNAを取った。
なぜCCNAかというと当初ネットワークエンジニアになろうと思ったからだ。
選択枝としてはlpicや基本情報とかもあったかもしれないが、
たしかネットワーク系のことを基礎的な部分を含める資格としてexneetさんのブログで勧められていた気がする。
実際基礎的な部分は理解しておいてよかったと思う。アプセトネデ物の階層はちょくちょく面接で聞かれた覚えがあるし、
今でもIPアドレスのセグメントとかブロードキャストとか今でも役に立っている。
独自の操作コマンドとかは全く覚えていないが・・・

 

 

営業の退職後は実家でニートをしつつ少しずつ勉強した。1年ぐらいニートだったと思う。
一回では受からなかったので二回試験を受けることになった。
受験料は1回5万円ぐらいして痛かった。

 

 

CCNAを履歴書に堂々と書いてハローワークで求人を探した。
何社かは面接を受けた。少なくとも書類選考はパスできたわけだ。こういう時に何もないより資格があるのは有利だと思う。